愛知県豊川市にある本宮山に登った。標高789m。東三河では、一番高い山とのこと。なお、東三河とは、愛知県の東部地域。豊橋市や豊川市、新城市、渥美半島などが含まれる。
本宮山の登山口には、ウォーキングセンターがあり、マップももらえる。トイレもある。自販機はあるが、売店はない。駐車場(無料)はあるが、それほど広くはない。もっとも、他にも近隣に駐車できる場所はある。
登山口の入り口には、鳥居がある。本宮山の頂上付近に砥鹿(とが)神社の奥宮があるのである。
しばらくは、わりと穏やかな山道が続く。ウグイスやその他の鳥の声が聞こえる。いい感じである。
ところどころに、石碑が立っていて、「○○町目」(丁目となっているのもある)と彫られている。頂上までは、五十町なので、行程の目安になる。(調べてみると、一町は約109mであった。)
二十一丁目のところで、道路に出た。ここにベンチがあり、一休み。ここからは、急にのぼりがキツくなる。
ところどころに岩場が現れる。慎重に登る。
巨岩が多い。猿投山もそうだったが、東三河の山には巨岩が多いようだ。「馬の背岩」「山姥の足跡」などと命名されている。
鳥居が現れる。ここからは神社の境内。水場があり、手を清める。
せせらぎが流れ、かえるがグゴグゴ鳴いているのが聞こえる。ここで一生を送るカエルたちのことを少し考える。
2時間ほどで、奥宮に到着。ヘロヘロになっていた。その奥に進むと、社務所の建物があり、トイレと自販機もあった。
なお、本宮山スカイラインという道路が走っており、登山客だけでなく、車で来ているらしい人たちもいる。
「富士山遥拝所」と書かれた場所があり、視界が良いと富士山が見えるらしいが、この日は霞んで見えなかった。
その先の大鳥居を出たところの休憩所で昼食。カップ麺とおにぎり。
頂上は、その先にある。車道をまたぐ赤い橋の向こうに頂上があった。開けていて、電波塔が立っている。風が爽やかで心地よかった。熟年のグループや若者たちが休んでいる。なぜか、ドローンを飛ばしている人もいた。
帰りは、ひたすら降りていく。休まずに降ったので、1時間40分くらい。
11時から登りはじめ、ゆっくり往復して、休憩も入れて15時40分くらいに戻った。
猿投山に比べると、岩場もあり、少しきつかった。手軽に登れる人気の山で、家族連れや高齢者の方々も登っていた。
道も整備されており、休日のハイキングにはちょうど良い感じであった。